校長室から
愛媛県立宇和島東高等学校津島分校のホームページをご覧いただき誠にありがとうございます。
校長の重松 聖二（しげまつ せいじ）と申します。
宇和島東高等学校津島分校の魅力化に向けて、全校生徒、教職員、保護者の皆様が一つになり、また、地域の皆様をはじめ多くの方々の御支援や御協力を得ながら、多くの取組をしています。
津島分校の大きな特色は、「生徒一人一人が主役！」であり、「少人数制で輝く自分を発見できる！」ところにあります。
本校との学校間連携を推進しており、本校のボートレース大会や定期演奏会に津島分校生徒が参加、チアリーダー部の部活動連携・本校体育祭において演技披露など、本校と津島分校で多くの生徒交流、学校連携を図ってきました。
また、愛媛県教育委員会から「本校・分校連携推進モデル校」に指定され、ＩＣＴを活用した遠隔授業や講演会への参加、学校間バス運行による部活動連携、学校行事連携等、本校との生徒交流をさらに充実させることで、津島分校の魅力を高めてまいりました。
令和5年度は新しい時代に求められる生徒の資質・能力の育成につながる課題解決型の授業実践に取り組んでまいりました。また、部活動連携では24名もの生徒が本校の部活に入部し活躍してくれており、津島分校の魅力の１つとなっております。
令和6年度は3学年がそろう最後の年となります。課題解決型授業の実践と本校・分校連携事業に一層取り組むことはもちろん、津島分校の特色である地域貢献活動参画により将来、地元の発展・活性化に繋がる働きができる郷土愛をもった人材の育成を目指してまいります。
津島分校の部活動には、注目されているスポーツクライミング部、津島分校の良さを生徒目線で取材しＰＲ活動を行う広報部、全国大会入賞を目指す相撲部、四国唯一の部活動で地域イベントにおいて大活躍のチアリーダー部、武家茶道の流派、鎮信流より日本の心を学ぶ茶道部があり、学校の大きな特色となっています。
また、地域との連携にも熱心に取り組んでおり、令和３年度には、「津高つながり防災プロジェクト」の研究を進め全国高等学校家庭クラブ研究発表大会で「文部科学大臣賞」を受賞しました。その他、津島町イベントの「津島しらうお＆産業まつり」への参画や地域と連携した「防災退避訓練」、宇和島市企画情報課主催「高校生まちづくり課」プロジェクト、宇和島産業技術専門校「サスティナブルファッション製作」などは毎年恒例の行事となってきました。
さらに、生徒一人一人の適性に応じた進路指導を充実させるため、ＳＵＴ（ステップアップタイム）を実施したり、「総合的な探究の時間」において地域課題解決学習を行い、「我が故郷の魅力発信」～津島町をふるさとと想う人をつくりたい～、「アクセサリーで津島町を元気に」「宇和島市内廃校舎利用の研究」「伝統的街並みを街づくりにどう生かすか」「岩松地区ジオラマ作成」などに取り組んだりしています。
ホームページでは、様々な学校行事や授業や部活動における生徒の活動の様子を随時お伝えして津島分校の魅力を紹介したいと思いますので、それらを通して、宇和島東高校津島分校への関心を高めていただければと思います。
今後とも、津島分校への温かなご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
令和６年４月
愛媛県立宇和島東高等学校長 重松聖二